Hasta mañana! また明日

日々のこと、旅のこと、海外移住準備のことを綴っています。ブログタイトルはスペイン語で「また明日」の意味。

SF映画に思う多様性

経済界のバズワードとして「ダイバーシティ (=多様性)」という言葉をよく耳にするようになりました。

 

日本では労働人口減少の対応策として掲げられる女性の活躍推進を指す言葉のように使われる場面が多いように思いますが、本当のダイバーシティ=多様性は性別や年齢、障がいの有無などのように見た目でわかる部分だけを捉えるのではなく、あらゆる「価値観」を理解し受け入れることだと思います。

 

 

私は同じような種類の人の集まりがどうも苦手で(学生時代に自然にできるグループ派閥とか)、どちらかというといろんな価値観の人と知り合いたいし、自分にとって新しい価値観に触れられたら「そんな考え方もあるんだ!」と刺激になるので楽しいと思うタイプです。

 

 

そんな私の価値観形成に多大な影響を与えたのは二つのSF映画だろうなと考察しています。

 

 

一つはスティーヴン・スピルバーグ監督の映画『E.T.』。

 

子どもの頃に金曜ロードショーで放映された『E.T.』を母が録画してくれて、ビデオテープがすり切れそうになるまで繰り返し観ました。

 

初めて観たのは小学校1,2年生の頃。グロテスクな地球外生命体が怖くてこわくて、指のすき間から覗くように観ていました。

 

茶色くて皺だらけの肌、ギョロっとした大きな目、細すぎる首(しかも伸びる!)、指の数は3本・・・など、自分と違い過ぎる風貌をグロテスクだと感じ、こんな生き物が自分の家に来てしまったらどうしよう!と本気で悩んでた。お風呂に入っている時も、もしも窓の外にE.T.がいたら・・・と怯える始末。 てか今でもいきなり現れたら心臓止まるほどびっくりするだろうけどね。

 

そんな恐怖心を抱えながらなんで繰り返し何回も見ていたのかは謎ですが、中学校1年生くらいの頃にE.T.を観たとき、これまでとは違う気持ちが湧いて感動の涙があふれてくるではないですか!

 

E.T.と少年エリオットが心を通わすシーン。心臓が止まってしまったE.T.にエリオットが語りかけるシーン。宇宙からお迎えがきたE.T.とエリオットのお別れのシーン。2人の友情に自分の心を重ねていました。

 

これまでにも何回も観ていたのになぜいまさら感動するの?と不思議でしたが、今思えば、小学生時代を経てやっと、見た目やルーツを超えた友情というものを理解できるようになり、感動したんだなぁと思います。

 

E.T.のおかげで『見た目や言語、ルーツが違っても理解し合うことはできるんだ』という考えを持つ事ができました。

 

 

 

そしてもう一つのSF作品は『スターウォーズ 』。中学生のときに『Episode1 ファントム・メナス』が公開されたことをきっかけにスターウォーズ・シリーズに夢中になりました。

 

スターウォーズでは、E.T.よりもさらにたくさんの種類の宇宙人が登場します。そして種族を超えて価値観を共有し、コミュニティを形成したり社会が成り立っている。

 

その逆も然りで、同じ人間という種族でも、価値観が違う者はお互いを受け入れず戦います。

 

スターウォーズを観た時に思ったのは、もし宇宙人と交流する世界になった時、私は見た目の違う種族やドロイドたちに分け隔てなく心を開けるのだろうか?ということでした。

 

 おっちょっこちょいだけど憎めないジャージャービンクスや、強くて心優しいチューバッカなんかは、見た目は違えどもし自分の周りにいたら仲良くなれるかな...?

 

壮大なフォースの世界観とストーリーの楽しさ、何度見ても新たな気づきがある設定のおかげで、大好きな映画シリーズです。

 

日常生活の中で人間関係に悩むこともありますが、お互いの違いを受け入れたうえで相手を理解しようとすること、平らかな心で接することは、いつか宇宙人と出会い、友達になる日のための訓練だと思うと、周囲の人たちとの考えの違いも小さなことだと思えてきます。

 

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代官山のおいしいピザ屋、‘Pizza Slice’ に置いてあった雑誌の表紙がE.T.でテンション上がった。