Hasta mañana! また明日

日々のこと、旅のこと、海外移住準備のことを綴っています。ブログタイトルはスペイン語で「また明日」の意味。

宿坊体験!

先週、生まれて初めて宿坊体験してきました!

お世話になったのは千葉県鴨川市の清澄寺(せいちょうじ)。

 

千葉県鴨川市 日蓮宗 大本山 清澄寺オフィシャルサイト

 

宿坊体験のきっかけ

昨年あたりから「メディテーション」や「禅」というキーワードが気になっていました。

 

www.hastama.net

 

www.hastama.net

 

 

そんなタイミングで職場で仲良くしてくしてくれている後輩が「宿坊体験したい!」と話していたので、一緒に行くことに。酔った勢いで日程を決め、その場で後輩がネットで宿坊を調べて予約をしてくれました。

 

 

清澄寺への行き方

東京駅から出ている安房鴨川駅行の高速バスで行きました。2時間半くらい。

安房鴨川駅に着いたらJR外房線に乗車し、一駅となりの安房天津駅で下車。

東京から2,3時間の場所だけど、なんにもないところでした。

 

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まだ夏の日差しを感じる日だったので、夏休みに親戚の田舎を訪れたようなノスタルジックな気分を感じつつ、ローカル線風情を堪能。

 

安房天津駅から清澄寺まではコミュニティバスが出ているので、それに乗車します。路線バスではなく、ハイエースのような小さい送迎バスです。本数が少ないのでご注意を。このバスで15分ほどの場所に「清澄寺」があります。

 

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清潔で快適な宿坊施設

清澄寺は1253年に日蓮大聖人が立教開宗された場所であり、歴史ある立派なお寺です。

 

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清澄寺正面



 

中に入り右手に「宿坊研修会館」があります。受付で作務衣を着た女性のスタッフさんと、若い男性のお坊さんが出迎えてくれました。一泊二日、二食付きで8800円。

 

この日の宿坊者は私たち2人だけだったので、特別室という簡素なビジネスホテルのようなお部屋に泊めていただきました。お風呂は大浴場もあるようでしたが、ユニットバス付きの部屋なのでそちらを使ってくださいと指定がありました。

 

一般の宿坊体験のほかに、企業の社員研修や林間学校などにも利用されているそうで、広めの食堂もあり、手入れが行き届き清潔で快適な施設でした。

 

最近は檀家さんも減りお寺の運営も大変なようです。受付後に『東京の方がなぜこちらのお寺の宿坊にいらっしゃったんですか?』と聞かれましたが、酔って予約したのでよく覚えませんとは言えず、『東京からほどよい距離で旅行気分も味わえて…』とまったく徳のない答え。修行を積みます。

 

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お食事は精進料理

夜と朝は肉や魚介類を使わない精進料理です。物足りなく感じるかな?と心配していましたが、ごはんの量はたっぷりで、お腹いっぱい。

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夜の精進料理

 

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朝の精進料理



 

一日目は18時に夕食をいただき、早めに就寝。21時には寝ました。

 

日本で一番早く朝日を拝める旭が森

こんなに早く就寝した理由は、翌朝日の出を見るためです!元旦の日の出は、ここ清澄寺の敷地内である朝日が森が日本で一番早いそうです。たしかに房総半島って少し東に突き出ていますね。

 

この日、日の出時刻は朝5時4分。

4時半に起床し顔を洗い、4時45分くらいに部屋を出ました。

 

旭が森は宿坊から徒歩15分ほどの場所にあります。途中、急な階段を上るので寝起き一番軽い運動になりうっすらと汗が滲む。

 

東の空は少しだけ雲が垂れこんでいましたが、徐々に朝日が昇ってくる様子は神々しく光に満ち溢れていました。この景色を拝めただけで幸せ。

 

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5時半から朝のお勤め

朝日を拝んだら、そのまま5時半から朝のお勤め。お坊さんがお堂でお経を読み上げ仏様にごあいさつする場に参加させてていただきました。清澄寺は日蓮宗のお寺なので南無妙法蓮華経が唱えられます。

 

椅子を用意いただいたので、ここでは正座で足が痺れる心配はしなくて大丈夫。お焼香もさせていただきました。

お勤めは2つのお堂で行われます。あわせて一時間しなかったかな。

 

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写経体験

朝7時に朝ごはんをいただいた後、私たちはオプションで写経もさせていただきました。

 

写経は文字の量によって500円、1000円、2000円、3000円が選べます。今回はこちらの1000円のお手本で写経を体験。

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はじめに写経についての説明をお坊さんがしてくださるので、写経初体験でもリラックスして行えました。

 

一文字一文字が仏様なので、文字を書いている途中で筆を休めてはいけないこと(一文字書き終われば休憩してOK)、食事をする私たちの口から吐かれる息が、仏様である文字にかからないよう懐紙を口にはさみながら写経することなどを、わかりやすく教えてもらえます。

 

そして気持ちを落ち着かせ、一文字一文字筆で丁寧に書いていきます。

 

・・・しんと静かな道場で写経をしているとき、私は気づいてしまいました。

 

だれにも急かされていないのに、焦りながら文字を書いている自分がいることに!

 

時間はたっぷりあるし、採点されるわけでもないし、ただ丁寧に集中して文字を書くだけなのに、無意識に早く書かなきゃと思っている自分がいる。日頃から心に余裕がなく、気が焦っている状態がくせになってしまっているのだな、としみじみ感じました。

 

この機会に気づくことができたので、これからは気持ちに余裕をもち、静かな心でいたいと思います。

 

そして写経のときは正座だったので、足がとんでもなく痺れてしまいました!声を上げることもできず静かに悶え、痺れが収まるのをただひたすら待つ…これも修行です。

 

御神木の千年杉

清澄寺には、いくつかのお堂のほかに、宝物殿や御神木もあります。

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御神木はオーラがすごかった!

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写真だと伝えきれませんが、とても太く生命力溢れる古木です。

パワースポットともいわれているそう。

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帰りのバスの時間にご注意を。

こちらの時刻表をご覧のとおり、2時間以上バスがこない時間帯もあるのでご注意ください。バス停付近には小さな商店が数軒ありますが、2時間は持て余してしまうと思うので。

 

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宿坊体験おすすめです

たった一泊でしたが、静かな場所で眠れたからか気分はスッキリと晴れやか。その一方で、写経で数十分集中しただけなのになんだかとても疲れて帰りの東京駅までの高速バスは爆睡でした。

 

毎年、夏真っ盛りの8月はビーチやプールでわちゃわちゃ遊んでいましたが、20代で遊び尽くしたのか、最近はこういう静かに過ごす旅もいいなと思うようになりました。

 

普段の生活ではなかなか味わえない経験ができ、自分と向き合える宿坊体験、おすすめです。