Hasta mañana! また明日

日々のこと、旅のこと、海外移住準備のことを綴っています。ブログタイトルはスペイン語で「また明日」の意味。

心のこもったお礼は幸せのエッセンシャル

 

心からうれしく感じたとき、お礼の言葉やギフトを贈ることはとても素敵。

 

お世話になった人に贈るメールや手紙の文章を考えている時間は、その人のことだけを思っているし、相手が笑顔になる姿をイメージしながらギフトを選ぶ時間は幸せです。

 

忙しい私たちは、いつも色んなことを同時に考えていて、だれかのことだけを思う時間なんて日常生活の中ではほとんどありません。

 

自分の心が「ありがとう」の気持ちで満ちているときくらいは、少し立ち止まって、大切な人のことを思い、素直に「ありがとう」を伝えたいものです。

 

 

 

心のないお礼は形骸化した慣習

 

そんな風に思えるようになったのはつい最近。それまでは「お礼やお返し…なんて面倒くさい習慣なんだ」と、本気で思っていました。

 

特にイベントビジネス化した結婚式と、それにまつわる慣習は、形式的で好きではありません。御祝儀ありきで成り立つ結婚式の予算、いただいても困るカタログギフトや食器類などの内祝い、ワンパターンな演出の披露宴パーティ…

 

これまで何十回と結婚式に参加してきましたが、ゲストへの心配りって本当に大変だと思います。

 

披露宴は演出がワンパターンだったとしても、新郎新婦の人生にかかわってきた人たちが集まりみんなでお祝いし、新郎新婦の人生の物語を垣間見れるので、その時間は楽しく感動的。だからご招待していただいた披露宴にはほとんど参加しています。

 

一方、カタログギフトや食器類の内祝いは、いただいても使わないことが多いのが正直なところ。御祝儀の何割かを内祝いでお返しするような形骸化した慣習をなくし、その分御祝儀の相場も下げればいいんじゃないか。と思っています。

 

でもそうなると結婚式の予算が下がり、結婚式場が儲からなくなったり、内祝いギフトビジネスがなくなったりして、市場経済が活性化しなくなり投資家は困るので、御祝儀ありきの結婚式ビジネスモデルは続くんでしょうね。(ひねくれもの)

 

多くの人が「これは本当に必要か?」と考え「不要」と結論づければ形骸化したお祝いやお礼にまつわるビジネスもなくなると思いますが、経済力やセンスを示す場だと思っている人も一定数いるでしょうからなくならなさそうです。

 

ちなみにこれまで出席した結婚式の内祝いや、結婚祝いでいただいた未開封の食器類を数えたら12個ありました。狭い賃貸マンションの戸棚を一つ占領しています…。立派なものばかりですが、海外への引っ越しには持っていけないので処分することになりそうです。

 

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お返し文化は資本主義の陰謀か

使われることのない食器たち…ごめんね。

開かれることのないカタログギフト…ギフト会社の利益に貢献。

 

こんな状態だったので、「お祝いされたらすかさずお返し。こうしてお金が巡る仕組みができている。資本主義社会の中で生きていくためには、この慣習に従わないと常識知らずと言われてしまう。すべては金儲けのしくみだー!」とひねくれていました。笑

 

伊勢丹の地下1階が贈答用のお菓子を買い漁る人で賑わっているのは資本主義の陰謀だ!と。(重症)

 

 言葉では伝えきれないからお返しギフトが必要になる

 

私のまわりには、結婚や退職など人生の節目を大切に思ってくれる優しい人がたくさんいます。

 

披露宴をしなかったのにお祝いをしてくれたり。退職することを報告すると送別会を開いてくれたり。そうしてくれることは素直に嬉しく、貴重な時間を割いて集まってくれて本当にありがたいです。本当にありがたいのですが、、、いろんな人に世話になりすぎて、ちょっと面倒くさい。笑 

 

幸せなことに職場の人間関係で悩んだことはほぼないのですが、その反面お世話になりすぎて、ご報告やお礼が大変だなーと思ってしまうのです。

 

でもこれは面倒くさくても大変でも、自分を支え見守ってくれている人がこんなにいるのかと気づかせてもらえる機会でありました。

 

感謝してもしきれない人たちばかりなので、退職前にきちんとお礼を伝えたい。でも言葉だけでは足りない。

 

そう思ったとき、「ギフトを買いに行こう!」と自然に思ったのです。そして資本主義の陰謀が渦巻いている(と思っていた)伊勢丹の地下にたくさん投資してきました。笑

 

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「お返し」=自分のエネルギーの代わりに相手に思いを届けてくれる

 

人と心からコミュニケーションをとることはエネルギーを使うのでとても疲れます。それを補ってくれるのが「お返し」なんだと思います。

 

心がこもっていれば受け取った人もちょっとだけ幸せな気持ちになってくれるはず。

 

ここ数週間は、毎週末お伊勢参りならぬ「伊勢丹参り」をして、ギフト選びを楽しんでいます。笑

 

この変貌ぶりに自分でも驚いていますが、相手を思い浮かべてギフトを選ぶ時間は心が暖かくなり、カサついた自己愛も潤う気がするので、退職するまで楽しもうと思います。