Hasta mañana! また明日

カオスな思考を整理して自分再構築中。ブログタイトルはスペイン語で「また明日」の意味。


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東京観光のススメ

 

昨日4月1日に新元号「令和」が発表され、いよいよ新時代が始まる感が高まってきました。

個人的には「お上からの令をもって和とせよ」というメッセージなのかなというのが率直な第一印象です。出典元の和歌は日本の季節を感じさせて美しいですね。

 

外国人労働者の受け入れ拡大の新制度もスタートし、東京五輪に向けたおもてなしの準備や、インバウンド需要のさらなる拡大に向けた訪日観光客誘致政策も盛んな2019年春に思うことをつらつらと綴ります。

 

遊び尽くした東京

関東圏のとある東京ベッドタウン地域で生まれ育った私にとって、東京は近いけど地元ではない、憧れるほどの場所でもない。

 

高校は東京武蔵野エリアだったので、23区内から通学するクラスメイトには見えざる格差を感じていました(映画「翔んで埼玉」で面白おかしく表現されている東京格差みたいなものは実体験として納得)。港区や新宿区や渋谷区に住む人間は、育ち方やちょっとした感覚が自分とは違うと感じた。中学までは地元の人間しか知らなかったのだから当然なのだけど、都会で育った彼ら彼女らはどこか世の中に憂いているような気怠さを漂わせているように見えました。

 

大学は山手線内だったので毎日満員電車で通学し、新宿の飲食店でアルバイトし、横浜に住む友人とよく遊び、埼玉〜東京〜神奈川を縦横無尽に走り回る日々。

 

就職先も東京都内で、入社半年後からは法人営業を担当し、地下鉄やバスあるいは徒歩で、毎日都内を巡る日々。

 

25歳で実家を出てからは、仕事が忙しければ忙しいほど発散しなければならないエネルギーが溜まり、平日も週末も関係なく夜通し遊ぶことも。友人にも恵まれ幸せで充実した日々を東京で過ごしました。

 

30歳を過ぎてからは、遊びよりも仕事を通じて自分の成長を感じることが楽しくなり、セミナーや勉強会などでビジネスマン同士の交流を深めるようになりました。飲み歩く機会は相変わらず多かったけど、同世代よりも年上の方と関わる機会が増えた時期です。

 

こうして10代から30代前半を東京でたっぷり過ごしてきました。その時期によって遊ぶエリアも、遊び方も、遊ぶ相手も変わり、たくさんの出会いと思い出がある。

 

愛する街、東京。愛してた街、東京。

 

しかしここ数年で私が愛し東京はすっかり姿を変えてしまいました。

 

渋谷からストリートカルチャーが、新宿歌舞伎町から混沌とした空気が、六本木から音を楽しむ文化が消えた。

 

歳を重ねた私が昔を懐かしんでいるだけかもしれません。たしかに私は変わったと思います。昔は楽しかったことが楽しく感じなったのは事実。

 

だけど私が変わったのと同じように、東京という街も変わったのだと思います。

 

だから、飽きるほど遊んだ東京から離れるときが来たのだと、自然に思うことができました。

 

飽きるほど東京を遊び尽くしたからこそ、今がある。
 

大好きな街、お店、食べもの、友人、仕事。

 

慣れ親しんだものを数えだしたらキリがないけれど、それらと一旦距離を置いたとしても、今は東京を離れたいと思った。

 

飽きるほど東京で遊び尽くしたからこそ、一旦離れてみたいと思ったし、オットの海外移住にも即答で帯同したいとこたえることができた。

 

とことん東京で遊び尽くしたからこそ、今の私がある。

 

東京を一度離れ、再び戻って感じたこと

 

こうして東京(日本)を離れる決意をし、長年勤めた会社を退職。昨年末から約3カ月間はシンガポールで過ごしました。

 

そして最近東京に帰ってきてまず思ったことは、

  • 広告が多い
  • 音が多い(大きい)
  • 人が多い

ということ。

 

実家が賑やかだということも相まってすぐに自律神経がぶっ壊れました。交感神経が優位になりっぱなしの状態で原因不明の怒りに支配される日々。

 

しかし、久しぶりに元同僚たちと築地の蕎麦屋で日本酒を飲んでほっこりすると心がリセットされました。元同僚との集まりは親戚の顔を見るよりもホーム感があるような安心感です。そんな仲間がいる東京に感謝。

 

その飲み会は乾杯から〆まで日本酒であることが予めわかっていたので、一時間以上かけて実家に帰宅することは難しいと判断し、万全を期して築地のホテルを取っていました。

 

これがなかなかいい選択でした。

 

新しい視点で東京を見直す、一人東京観光

 

翌朝は浮腫んだ顔で朝から築地を散策。

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築地本願寺を見学して。

 

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本願寺内のカフェ朝食を食べて…と思ったら平日朝なのに長蛇の列だったので諦めて。

 

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築地場外であら汁を一杯。飲んだ次の日にはこれが胃に沁み渡る。

 

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市場は豊洲に移りましたが、今も築地場外は活気にあふれ、朝から観光客で賑わっていました。


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実家へのおみやげに名物の卵焼きと


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かわいい豆皿を買って、数時間の築地観光を楽しみました。

 

もう遊び尽くしたと思っていた東京。それがしばらく日本を離れ、あらためて観光客として訪れると、今までと違った視点で東京を見直すことができました。今まで当たり前すぎて気にも留めなかった東京の良い所を見つけた感動は、言葉にならないほどショッキングで素晴らしいものでした。

 

東京に住み続けて築地を訪れてもただのお出かけになってしまい、観光客がどんな視点で楽しんでいるのかという気持ちは理解できなかったと思います。

 

3ヶ月日本を離れたことで、新鮮な感性が戻り、東京の良さに再び気づくことができて幸せを感じます。

 

10年後の東京がどうなっているのか楽しみ

いつかまた東京に戻ってきたら、いつかまた東京に住む時がきたら、懐かしさや新しさに心が躍るかもしれない。また東京を愛せるかもしれない。

 

これからどんな場所に住んだとしても、東京は私の人生の大部分を過ごしてきた場所であり、誇るべき独自の文化がある街であり、安全で清潔で過ごしやすい街であることは変わらない。おいしい食べものにも困らない。

 

ただ、そこにいる人たちがちょっと疲れているけどね。

 

10年後、2029年の東京がどうなっているか想像がつかないので楽しみです。